今回は山型食パンのレシピです。使う材料をシンプルにしているので、小麦粉の味と香りをそのままに感じることができます。
焼き立てにかぶりつくのはもちろん、軽くトーストしてバターをのせたり、サンドイッチにしたりと、万能に使える食パンです。
毎日食べても飽きのこない、白米のような山型食パン。ぜひ一度作ってみてください~
この記事のもくじ
山型食パンの材料
(型のサイズ:内寸約18×10×10cm)
- 強力粉 280g
- 水 190g
- 砂糖 30g
- 塩 4g
- ドライイースト 4g
- 無塩バター 30g
パンの材料の基本という感じですね。超シンプル。
山型食パンの作り方
作り始めてから完成まで、発酵時間や焼成時間を含めて、大体3時間ぐらいです。手順としては、ざっくり以下のような感じです。
- 生地を捏ねる
- 一次発酵
- 成形
- 二次発酵
- 焼成
材料はシンプルですが、捏ねや発酵時間は、どんなパンを作るのにも必要な工程なので、時間はかかってしまいますね。
パン捏ね~一次発酵までは、ホームベーカリー使用で問題ありません。
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1、ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れます。
2、室温もしくは35℃ぐらいに温めた水を注ぎます。
3、ある程度まとまるまでゴムベラで混ぜます。
4、ひと固まりになったら、台の上に出して本格的に捏ねていきます。
5、捏ねはじめはベタツキます。
6、捏ね続けると、次第にベタツキがなくなってきます。
7、表面がなめらかになるまで捏ねます。
8、無塩バターを加えます。
9、バターを馴染ませるように、しっかり捏ねていきます。
10、まとまってきたら、たたき捏ねをして、グルテンを強くしていきます。
11、再度、表面がなめらかになるまで捏ね上げます。
12、ボウルに入れ、乾燥しないようにラップをして、生地が約2倍の大きさになるまで一次発酵させます。
13、一次発酵が終わった生地がこちらです。
14、ボウルから取り出し、ガスを抜くようにやさしく丸めます。
15、生地を3分割にします。
16、分割した生地を丸めたら、15分ベンチタイムをとります。
17、麺棒で生地を楕円形に伸ばします。
18、閉じ目を押さえながら、生地を三つ折りにします。
19、軽く麺棒で生地を伸ばしたら、端からクルクル丸めて俵型に成型します。
20、巻き終わりはしっかり閉じます。
21、3つ同じように成型します。
22、ショートニングやオイルスプレー(離型油)を塗った型に入れます。
23、型の高さと同じか、少し高くなるぐらいまで二次発酵させます。(型のサイズによって目安が異なります。)
24、二次発酵が終わった状態がこちらです。
25、200℃に予熱したオーブンに入れ、約28分焼きます。途中、焼き色が付きすぎるようでしたら、アルミホイルを被せてください。
26、焼きあがったら、腰折れを防ぐため、型ごと落としたり、型の側面を叩いて、蒸気を抜きます。
27、すぐに型から外します。
28、クーラーの上で荒熱を取って完成です。
実食
シンプルな配合なので、小麦粉の甘さとバターの香りを楽しめる食パンです。焼き立てはもっちもち。クラスト(パンの耳)は、サックリ香ばしくて、このままでも余裕で完食できちゃう美味しさです。
焼き立ては、そのままかぶりついて、翌日は好みの厚さにカットしてトーストにするのが、個人的にお気に入りの食べ方です。
スーパーで売ってる「超熟」とかも美味しいですが、やっぱり焼き立ての味はたまりません。
ホームベーカリーがあるなら、捏ねる作業~一次発酵まで任せられるので、ご飯を炊く感覚でつくってみてください~