今回は、抹茶の折り込みシートから作る「抹茶とホワイトチョコのマーブル食パン」のレシピです。
編み込みではなく、渦巻き状に成形してみました。カットした断面は編み込みの方がキレイに出ますが、渦巻き成形のマーブル食パンも見た目が変わって楽しいです。
以前紹介した「うずまき成形のカスタードクリーム折り込みパン」と作り方は同じなので、お好みの成形方法で作ってみて下さい～
この記事のもくじ
抹茶とホワイトチョコのマーブル食パンの材料
（型のサイズ：内寸約18×10×10cm）
折り込みシート
- コーンスターチ 8g
- 強力粉 12g
- 抹茶 6g
- 砂糖 35g
- 牛乳 70g
- 練乳 15g
- 無塩バター 10g
パン生地
- 強力粉 250g
- 薄力粉 30g
- 砂糖 30g
- 塩 3g
- ドライイースト 3g
- 牛乳 215g
- 無塩バター 30g
- ホワイトチョコレートチップ 60g
抹茶パウダーは製菓用でなくても問題なく作れます。動画ではステンレスの鍋で折り込みシートを作ってますが、テフロン加工されている鍋の方が作りやすいと思います。
今回はホワイトチョコレートチップを入れていますが、トッピングなしでも十分美味しいです。小豆や大納言などを入れると、しっかり和風に仕上がります。
抹茶とホワイトチョコのマーブル食パンの作り方
折り込みシートをつくり、パン生地を捏ねて折り込んでいくため、発酵時間を含めると完成まで3～4時間はかかります。
- 折り込みシートを作り冷やしておく
- 生地を捏ねる
- 一次発酵
- 抹茶シートを折り込み、成型する
- 二次発酵
- 焼成
折り込みシートは、使う少し前に冷蔵庫から出しておき、生地と同じぐらいの固さにしておきます。
折り込みの工程は3回。生地が伸びにくくなったら、生地を5分ぐらい休ませながら伸ばしていきましょう。
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1、鍋に砂糖、練乳、牛乳を入れます。
2、混ぜます。
3、強力粉、コーンスターチ、抹茶を振るい入れます。
4、粉のダマがなくなるまで混ぜます。
5、中弱火にかけて、焦がさないように混ぜ続けると、だんだん固まってきます。
6、全体がなめらかになったら、火を止めて無塩バターを加えます。
7、バターが混ざったら弱火にかけ、ゴムベラでひと固まりになるまで混ぜます。
8、ラップの上に出し、13×13cmぐらいの正方形に整えます。
9、冷蔵庫で冷やしておきます。
10、ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れます。
11、室温、もしくは35℃ぐらいに温めた牛乳を注ぎ入れます。
12、ゴムベラで、ひと固まりになるまで混ぜます。
13、台のうえに生地を出し、本格的に捏ねていきます。
14、表面がなめらかになるまで、しっかり捏ねます。
15、無塩バターを加えます。
16、バターを馴染ませるように捏ねていきます。
17、再度、表面がつるんと滑らかになるまで捏ねます。
18、生地をボウルに入れ、乾燥しないようにラップをして、2倍に膨らむまで一次発酵させます。
19、一次発酵が終わった生地がこちらです。
20、台に取り出し、やさしくガスを抜きながら丸めます。
21、ベンチタイム15分とります。抹茶シートを冷蔵庫から出しておきます。
22、打ち粉をして、麺棒で生地を伸ばしていきます。
23、15×25cmぐらいの大きさに伸ばしたら、抹茶シートを真ん中に乗せます。
24、上下から生地を折り、中央で閉じます。
25、両サイドもしっかり閉じます。
26、麺棒で生地を押すようにしながら、50cmぐらいまで伸ばします。
27、三つ折りにします。
28、生地を90℃回転させます。
29、また同じように50cmぐらいまで伸ばし、90℃回転させます。
30、だいぶ生地が伸びにくくなっていると思うので、ラップをして5分ぐらい休ませます。
31、生地を16×50cmぐらいまで伸ばします。
32、ホワイトチョコレートチップを生地の上に乗せます。
33、端からクルクル巻いていきます。
34、糸か、よく切れる包丁で、半分にカットします。
35、油脂を塗った型に、生地の切れ目を合わせるようにして入れます。
36、手で軽く生地を押し広げます。
37、50～60分ぐらい。型の9割ぐらいの高さになるまで二次発酵させます。
38、二次発酵が終わった生地がこちらです。
39、180℃で予熱したオーブンで約30～35分焼きます。
40、焼き上がりがこちらです。
41、クーラーの上に取り出して、荒熱をとったら完成です。
42、冷めてからカットしましょう。
実食
焼成中に漂う、抹茶の香りがめちゃくちゃ食欲をそそられます。冷めるの待てずにかぶりつきたくなる気持ちを抑えるのが大変です。
生地はしっとりと柔らか。抹茶のほんのりした苦味と、ホワイトチョコレートの甘さがよいバランスに仕上がっていると思います。
折り込む工程に手間かかりますが、抹茶好きなら一度試してみてください～
